ソシエタ:プランニングユニットSMAPによる、最新ソーシャルメディア情報ブログ

2011.11.08

調査結果:ソーシャルメディアで100人以上友だちがいるアクティブユーザーの利用実態が明らかに

ソーシャルメディアで100人以上の友だちがいるアクティブユーザー層は実際にどのような使い方をしているのでしょうか。

100 人以上の友達を持つ若年層の性質やコミュニケーションの実態について、大手広告代理店 電通、ストラテジック・プランニング局が調査した結果、従来の現実生活における友達に加えて、ソーシャルメディア上での新しい「友達」の存在が、個人の交流範囲を大きく広げてきていることがわかりました。

調査内容: twitter等のミニブログ、mixi、facebook 等のSNSを利用している関東圏の15 歳から37 歳までの約1 万3 千人に、ソーシャルメディア上での友達の数についてインターネットで予備調査を行い、特にその中で100 人以上と友達登録をしている800 名にソーシャルメディアの友達意識について調査しました。

 
1. 100 人以上の友達を持つソーシャルメディア利用者は、平均友達数が256 人。ミニブログ利用者では、6 割以上の友達と「ネットだけの交流」。

今回調査した800 名は、平均256 人の友達を持っていることがわかりました。自分の発信した情報は、つながっている友達がさらに情報を引用・拡散することで、最大2825人に及ぶと考えています。従来からの友達の概念が変化・拡大したことで、交流範囲も大きく広がっていることがうかがえます。

また「友達との交流の仕方」について調べたところ、ミニブログでは、6割以上の友達と「ネットだけの交流」であるのに対し、SNSでは、8割近くの友達と現実でも交流をしていることが分かりました。

 
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2. 参加しているコミュニティは、「趣味」つながりがトップで65%

ソーシャルメディアでは現実生活での接触がない分、共通の「趣味・関心事」などで結びつき、お互いの同質さを確認しあうことが出発点になっているとうかがえます。

 
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3. ミニブログでは、94%が他人の発言を引用。しかも、自分のコメントを付けずに「そのまま引用」する割合が6 割。情報を回しあうことが、友達との絆になっています。

ミニブログでは、情報を加工せずにそのまま引用・拡散するという行動が日常的に行われています。「そのまま引用」することが多い人に、コメントを付けない理由を聞いたところ、、62%が「ただ伝えたい・共有したい」と答え、引用した内容で友達と盛り上がれたり、共感できたときに喜びを感じていることが分かりました。自分が中継基地のようにただ再発信する。情報拡散の波に参加する喜びがあるから、時にソーシャルメディアでは情報が爆発的な広がりを見せるようです。

 
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4. ソーシャルメディア上では、「顔写真の公開」を38%の人が問題ないとし、特に若い世代になるほど、積極的に個人情報を公開する傾向がみられます。

ソーシャルメディア上では「プロフィールの公開」を47%が、「顔写真の公開」に関しても38%の人が問題ないとしています。この特徴は、特に若い世代において顕著にみられました。若い世代ほどソーシャルメディア上での友達を多くしたいと考えており、見知らぬ仲間と出会うために、効果的な個人情報の公開が必要になり、プライバシー意識に変化をもたらしていると考えられます。個人情報のオープンさと友達の広がりには、表裏一体の関係があるようです。

 
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本調査結果は「友だち」や「プライバシー」という概念を再考する必要性を訴えかけているのではないでしょうか。趣味だけでつながり、一度も会ったことのない人でも毎日ソーシャルメディアで交流していれば月に一度会う友だちよりも親しいと感じる場面もでてくるかと思います。ちょっと発言すれば3000人近くに自分の声を届けることができることを自覚しているにも関わらず、プロフィールの公開に対する抵抗の減少は、友だちの概念が広がっていくに連れてプライバシーの認識も変化していることを表していて興味深いです。

企業にとってもこの流れは着実に訪れつつあります。自社のソーシャルメディアアカウントを通して直接外部の人々とつながることができるようになり、事業を推進する「同僚や仲間」の概念が拡大してきています。それに伴い、これまでの秘密主義を考えなおし、彼らに対して自社リソースの一部を「オープン」にする動きが増えてきています。そうすることで、より多くの「ファンや支援者」を集めることができるだけでなく、自社のリソースだけでは達成し得なかった壮大なプロジェクトや考えもしなかった事業展開が可能となるからです。

このように、ソーシャルメディアの普及による意識の変化を捉えた本調査結果は多くの示唆に富むものです。このデータをもとにした新たなサービスの開発等にも役立つことでしょう。様々な場面で引用される調査結果となることを期待しています。

 
[電通プレスリリース]

Social Media Account Planners
丸山裕貴

 
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