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「厄介な問題」に対してサービスデザインはどのように向き合うか?

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Service Design Network (SDN)が主催する年次カンファレンス「Service Design Global Conference2019」がカナダ最大の都市トロントで開催されました。

今年で5回目の参加となるとなるService Design Global Conference、日本からの参加者のなかでも古参になりつつありますが、続けて参加しているからこそ感じられる変化もありました。そこで、本レポートでは、本カンファレンスを通じて得た気づきについて、自身が拝聴したセッションを中心にお伝えしたいと思います。
 
 
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辻村和正

Design Director

東京外国語大学卒業後渡米、南カリフォルニア建築大学大学院修了、建築学修士。国内外の建築デザインオフィス、デジタルプロダクションを経て2014年に株式会社インフォバーン入社。デザインリサーチを起点として、プロダクト・サービスデザイン、ビジョンデザインなど様々なプロジェクトをリード。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭、ニューヨーク フィルム フェスティバルなどがある。東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍。