ホーム ニュース 企業と都市・地域の持続可能な発...

企業と都市・地域の持続可能な発展を目指す 「一般社団法人サイクル・リビングラボ」設立のお知らせ

記事「企業と都市・地域の持続可能な発展を目指す 「一般社団法人サイクル・リビングラボ」設立のお知らせ」のメインアイキャッチ画像

株式会社インフォバーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:今田素子/代表取締役CVO:小林弘人)は、株式会社イミカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:原田博一)と共同で一般社団法人サイクル・リビングラボ(https://www.cyclelivinglab.org/)を設立しました。

【サイクル・リビングラボ設立の背景】

昨今、変化の激しい時代において、企業はこれまでにないアプローチによる事業創出に乗り出し始め、一方、産業のリソース不足等の課題が山積する地域では、企業との新しい協働関係を模索し続けています。

こうした背景を踏まえ、企業と行政等の様々なステークホルダーをコーディネートしながら都市や地域の産業振興を支援してきたインフォバーンは、これまで株式会社イミカと共同でリビングラボ(※)モデルやコレクティブインパクトモデルを活用した実践的な協働モデルの構築をしてきました。そしてこの度、新たに自転車というテーマに特化した非営利組織、一般社団法人サイクル・リビングラボを立ち上げ、より持続的な地域の活性化と産業振興を推進していきます。

(※)リビングラボとは、地域と生活者、企業による価値創造モデルで、実際の生活空間で社会実験を行うもの。企業にとっては新たなサービス・製品開発プロセスとしても注目されており、北欧では福祉分野を中心に取り組みが進んでいます。

サイクリング人口の増加を背景に自転車関連事業の成長が見込まれるなか、各都市や地域においては、自転車推進活用計画が閣議決定されるなど政策的な後押しも受け、産業創出の切り口としてサイクリング・自転車に対するニーズが高まっています。

一般社団法人サイクル・リビングラボでは、サイクリング・自転車を、テクノロジー、モビリティ、シェアリングエコノミー、ヘルスケア等、多様な価値創出への発展の起点として捉えます。企業と長期的なネットワークを築き、各地の行政とのリアルな場における包括的な連携体制を基盤とすることで、以下のミッションに基づき、各領域にまたがる連続的な事業開発に取り組んでいきます。

【サイクル・リビングラボのミッション】

一般社団法人サイクル・リビングラボのミッションは「課題解決」「産業創出」「文化醸成」の3点です。

(1)課題解決
交通、健康、観光など、社会や地域の課題に対して多様な事業者と連携して改善・解決を図る。

(2)産業創出
多様な事業者を地域に巻き込み、先端テクノロジーや需要喚起によって、新たな事業・産業創生を目指す。

(3)文化の醸成
一連の活動によって生まれる、交流、食、交通など自転車にまつわる新たな価値を、文化として醸成。

【サイクル・リビングラボの事業内容】

一般社団法人サイクル・リビングラボは主に以下4つの事業を行います。

・サイクリストサービス事業
各地域でのショップ主催のライドイベント共催、各地域でのサイクル・ステーション設計、サイクリングコース設計など、サイクリストフレンドリーな場所/仕組みづくりを行う。

・地域インフラ事業
各地域でのシェアサイクル・レンタサイクル事業の導入検討・実証実験など、地域交通と絡めたMaaS(Mobility as a Service)発想でのモビリティ施策を企画・検討する。

・産業創出事業
自転車を軸に、自治体・地域の内外の企業(知見)を集め、地域の価値探索から協働の可能性を追求する。

・文化創造事業
自転車事業を一過性にせず地域に根差した取り組みにすべく、講習会、試乗会などの住民イベントを行い、自転車に関する教育・文化的啓蒙を行う。

以上のように、一般社団法人サイクル・リビングラボは、企業、行政、団体、生活者による持続的な協働の場を構築するとともに、自転車、モビリティ、テクノロジーを軸としたさまざまな先進的なプロジェクトによる新たな価値の形成を通じて、企業および都市や地域の持続可能な発展を目指します。

一般社団法人サイクル・リビングラボでは連携する企業、団体、地域行政を随時募集しています。ご関心のある方は下記までお問い合わせください。

 

【本件に関するお問い合わせは下記まで】
株式会社インフォバーン 一般社団法人サイクル・リビングラボ担当
mail:CycleLivingLab[a]infobahn.co.jp
※[a]を@に変換のうえ、お問い合わせください