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「サービスデザイン」をイチから体得する集中講座、インフォバーン・デザインスクール「エントリークラス」を2023年12月5、7、14日に開催

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「VUCAの時代(不確実性の時代)」と称される現代において、企業には、デジタル化の進展に対応したDX推進、ユーザー視点でのサービス・商品開発やマーケティング施策、社会課題や組織の健全性を意識したESG経営など、多様なステークホルダーや社会にとって望ましい形での事業づくりが必要となっています。

そうした事業環境の変化のなかで、近年注目されているのが「サービスデザイン」という価値協創の考え方、デザイン手法です。顧客体験のデザインとともに、その提供を継続する仕組みや体制までもデザインしていく「サービスデザイン」。高度化・複雑化するプロジェクトを牽引するために、これからはデザイナーのみならず広くビジネスパーソンにその理解と実践が求められています。

12月から開校するインフォバーン・デザインスクールでは、その「サービスデザイン」を実践的に学びながら、受講者が新たな事業創造を生み出すことを目的に、12月5日、7日、14日に「レギュラープラン(エントリークラス)」を開催します。

本クラスでは、3日間の集中講座を通じて、参加者に「サービスデザイン」プロセスを一通り体験できるプログラムを提供します。当社取締役副社社長で、HCD-Net(人間中心設計推進機構)理事も務めるデザインストラテジストの井登友一をはじめ、長年にわたりナショナルクライアントのイノベーション・デザイン支援、コミュニケーション・デザイン支援に従事してきた当社のデザイナー陣が講師を担当します。

以下は概要です。

◆開催日程:
第1回 12/5(火)16:00~19:00(オンライン):サービスデザイン概論
第2回 12/7(木)13:00~18:00(対面):リサーチ
第3回 12/14(木)9:00~18:00(対面):アイディエーション+プロトタイピング

◆プログラム内容

サービスデザイン概論(第1回)
〈目的〉
あらゆるビジネスがサービス化する時代において、顧客をはじめとした多様な関係者との持続的な関係を保つための「サービスデザイン」の考え方とその背景を理解する。
〈内容(予定)〉
・サービスデザインの定義/原則/求められる3つのトレンド
・サービスデザインの領域/プロセスとフレームワーク
・サービスデザインの構成要素/重要なツールと概念
・サービスデザインとマーケティング/イノベーション

リサーチ(第2回)
〈目的〉
サービスや事業をデザインするうえで通底する態度・手法である「デザインリサーチ」の考え方と手法を学ぶ。
〈内容(予定)〉
・デザインリサーチの歴史と概要
・リサーチクエスチョンの定義について
・リサーチ手法の種類と使い方
・未来洞察手法を用いた潜在欲求の探索(トライブリサーチの読み解きと分析)
・解くべき問題の定義

アイディエーション(第3回前半
〈目的〉
リサーチをもとに課題を捉え直し、新たな発想を生み出すための視点を獲得し、価値を認知可能な形で具現化するための手法を学ぶ。
〈内容(予定)〉
・外部要因(STEEP等)のインプットとディスカッション
・アイデアの方向性を定める(HMW)
・強制発想法によるアイデアの可視化
・アイデアを深める(ビジョン生成フォーム、オズボーンのチェックリスト)
・ダイナミックジャーニー(Business Origami)を使ってシステム的に発想する

プロトタイピング(第3回後半)
〈目的〉
発想したアイデアを体験できる形で即興的に具現化する手法を知り、実際に体験してもらいながらアイデアをブラッシュアップするプロセスを学ぶ。
〈内容(予定)〉
・プロトタイピング(シナリオ作成、タッチポイントとなるプロダクト・インターフェース)
・ダイナミックジャーニー(Business Origami)を使ってシステムを構想する
・事業化に向けた初期仮説の作成(リーンキャンバス、サービスブループリント)
※以降の実装・マーケティングのプロセスは来春以降の本番プログラムで提供予定

◆受講料:1名18万円(税別)
※早期申込割引:11/10までのお申込み -20%

◆開催場所
○第1回:
オンライン
○第2回、第3回:
株式会社インフォバーン東京オフィス
東京都渋谷区円山町23-2 アレトゥーサ渋谷6F

◆こんな方におすすめ
・社内にデザイン部門、DX部門、CX(カスタマー・エクスペリエンス)部門、事業開発支援部門等の組織はないが、その必要性を感じている企業のミドル層(プロジェクト担当者、次期リーダー、課長クラス等)の方
・これまでに受けた人材開発プログラム(「デザイン思考」に関する研修等)では、なかなか具体的な成果を得られていないなかで、「サービスデザイン」の知見を得ることで、業務の幅を広げたい方
・「サービスデザイン」というケイパビリティ/マインドセットを獲得することを通じて、デザイン経営を組織にインストールしたい事業責任者の方