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IA Summit 2013に参加してきますよ:京都支社長・井登のレポート~メインプログラムDay1・その1~

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おはようございます、世界! 井登です。

ここBaltimoreに来て今日で3日め。初日のタフなワークショップの疲れと興奮の余韻を引きずりながらも、下手なサムライ英語で色んな人と話して心地良い刺激を受け、ようやく町の感じにも慣れてきました。

昨日はプレスカンファレンスとメインプログラムの間の日で唯一セッションが入っていない一日だったのでチームジャパンの面々で町をあちこち散策したのですが、その珍道中の模様はわたしの余力があればこのカンファレンスレポートが終わった後にでも(笑。

 

 

さて、話は戻って今日が実際にはIA Summit 2013の初日。

前日まで以上に多くの人が会場であるホテルにやってきて、ちょっとしたお祭りの雰囲気もあります。事務局も開始前から大忙しの様子。

 

 

メインホールにで行われた本カンファレンスの始まりを象徴するオープニングキーノートは、かつてApple社「Newton」のプロトタイプやSymbianOSのリードプロダクトデザイナーを務め、GoogleのモバイルUXグループを率いるなどの輝かしい経歴を持つScott Jensen氏によるもの。

 

 

Beyond Mobie,Beyond Web」と銘打たれたこのキーノートでは、現在のインターネット社会の中でこれからの10年にどういったオンライン経験を作っていくべきか?という大変示唆的な内容でした。

Scottは、“Internet of Things”というキーワードを使い、これまでの“モノのインターネット”が、これからの10年でどう変わっていくのか?という問いに、Scottは「これからは、もっとユーザーの欲する機能や目的に端末は特化していくだろう。」「それに伴って、これまでの“モノのインターネット時代”にあった「発見→利用→調和」のモデルに代わり、

 

 

ユーザー自身が“使っている”ことを意識しないくらい自然に必要なデータが常に身近にある世界になるために「発見→利用→忘れちゃう」(Discovery/Use/Forget)という新しいモデルになっていくべきだろうと提唱しています。

すげー、まさに近未来! そこまで来てる!

これからのデジタル時代におけるユーザー体験デザインについて、とてもコンセプチュアルな示唆に富んだものでした。

さらにエレガントなことに、Scottのキーノート中、一人の女性が彼の話をリアルタイムで壁に貼ったデカイ模造紙に見える化していて、描き上がったそれはまさにビジュアルなコンセプトモデルのよう。(しかも美しい!)

 

 

すべてのキーノートでこのビジュアルマップを描くらしいので、こちらも楽しみです。日本のカンファレンスでもこういう趣向がもっともっとあってもいいなー。

あ!キーノートだけでもうこんなに紙幅を使ってしまった。。。

Day1はこのキーノートの後、7つのセッションに参加しましたがそれはまた次回!

この調子で全てのセッションの内容をご紹介するのは、終わりのないダイエットに打ち込み続けるボクサーのような気分になってしまいますので(笑、次回以降はコンパクトに、井登が感動したor刺激を受けたor笑ったセッションをピックアップしながらかる~くレポートしていこうと思います(逃。

お楽しみに~!

 

以上
ボルティモアより愛をこめて

井登友一

 


【カンファレンス初日 その2】
https://www.infobahn.co.jp/news/2232

【カンファレンス初日 その1】
https://www.infobahn.co.jp/news/2226

【前日】
https://www.infobahn.co.jp/news/2196