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2013.6.1

あなたはすでにコンテンツマーケティングの初心者ではない

※ 本記事は、特別企画「コンテンツディレクター9人が綴る、それぞれの『戦略的コンテンツマーケティング』」で紹介された、9編の書評記事の1本です。リンク先では、残り8編も紹介しておりますので、合わせてお楽しみください。

あなたのビジネスニーズに対して、コンテンツマーケティングがどう応えてくれるのか、どんなメリットをもたらしてくれるのか、それによって、ビジネスの将来像がどう変わっていくのか。それらを明確にイメージできたのなら、すでにあなたのコンテンツマーケティングに対する自分ゴト化は進んでいるに違いない。

そう、コンテンツマーケティングとは、すごく本質的でシンプルなものなのだ。伝えたい相手に、より伝わる表現で、より伝わる方法で、より伝わる順番で思いを伝え、それによって、最終的にともにしたいゴールを目指す。あれ? これって、何かに似ていないだろうか!?

そうなのだ。コンテンツマーケティングは、みなさんが誰しも経験のある、「恋愛」に酷似しているのだ。というか、あなたが恋愛をするとき、あなたはすでに、相手に関するさまざまな情報をリサーチ・分析し、目指すべきゴールに向けて、全身全霊でコミュニケーションをとり、コンテンツマーケティングしているはずなのだ。眠れないほど、ご飯がのどを通らないほど、相手のことを考える恋愛は、究極のコンテンツマーケティングにほかならない。

恋愛は、相手との出会いからはじまる。相手の年齢は? 仕事は? 趣味は? 好きなファッションは? 好きな音楽は?……。相手のまわりにあるさまざまな構成要素を拾い集め、おそらくあなたは相手の人物像や、好み(ニーズ)などを詳細にリサーチするだろう。そして、そのニーズや趣向性に対して、自分をどうアピールすれば効果的か、着る服やキャラを真剣に選択していく。

 

恋愛から紐解くコンテンツマーケティングの心得

次に考えるのは、どのようにしてデートに誘い、自分の想いを伝え、お付き合いまでもっていくかのシナリオだろう。ここでとても重要なのが、「本気」の恋愛である、ということである。なぜなら、本気でない恋愛、たとえば一夜のアバンチュールに、相手へのリサーチやシナリオを詳細に思い描くことが必要ないからである。「本気」だからこそ、シナリオを一生懸命練るし、2人でたどり着きたい「明確なゴールイメージ」をすえるのである。デートを数回してから告白し、結婚を前提にお付き合いして、付き合いはじめてから3年後くらいには結婚したい。こうした「明確なゴールイメージ」をすえることは、とても重要だ。ゴールイメージを明確化しないでコミュニケーションをとっていると、恋愛がうまくいったとしてもだらだらと付き合ったあげく結婚適齢期を前に心がゆらぎ別れてしまったり、挙句の果てには、仲良くしている間に、ただのいい人になり下がってしまったりするからだ。

ただ、ここでひとつ心に刻んでおきたいことがある。それは、「忍耐強さ」の一文字だ。あなたが本気で相手を思うのなら、あなたがどうしてもその相手と目指したゴールへたどり着きたいのなら、結果を急いではいけない。相手のペースに寄り添い、相手が望むカタチで思いを表現し、コミュニケーションをとっていくことが大切だ。道半ばでは、喧嘩をしたり、心が離れそうになったり、うまくいかないこともあるだろう。しかしそんな時こそ、原因をきちんと追究し、軌道修正してまた前を向く。つまり、「忍耐強さ」なくしては2人のハッピーストーリーは語れないのだ。
(と、恋愛をベースに、コンテンツマーケティングにおいて重要であると思えるコミュニケーション術を書き連ねたが、恋愛は……これで確実にうまくいくわけではないですね、こればっかりは(笑)。)

まとめると、
恋愛から紐解くコンテンツマーケティングの心得は、

1. 本気で臨む
・ターゲットに対して、本気でコミュニケーションをとる、またはそうする決意をする
・ターゲットのニーズ・インサイトを全身全霊でリサーチ・分析する
・ターゲットが好む、満足するカタチやアプローチ方法を死にもの狂いで考える

2. 明確なゴールイメージをもつ
・プロジェクトの目的を明確化する
・ターゲット視点でのゴールを明確化する
・ゴールをターゲットとともに目指すためのシナリオを明確化する

3. 忍耐強くコミュニケーションを続ける
・中長期的視点をもつ
・PDCAサイクルをまわし、常にチューニングを怠らない
さあ、自分の胸に手を当てて、甘酸っぱい恋の思い出を振り返ってみてほしい。
きっと、必死に自分を売り込むべくコンテンツマーケティングする自らの姿が思い浮かぶのではないだろうか。
そう、あなたはコンテンツマーケティングの初心者ではない。あなたの中に、コンテンツマーケティングに必要なDNAはすでにそなわっているのだ。後は、視点をビジネスに置き換え、実践あるのみ。

ターゲットとのハッピーストーリーは、今、あなたの手の中に!

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