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調査PRの露出を最大化する!——ニチレイフーズ様「から揚げ強化月間」調査リリース・PRイベント事例紹介

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(写真左から)ニチレイフーズの平田毅さん、お笑いタレントのはなわさん、タレント/声優の有野いくさん、日本唐揚協会 会長のやすひさてっぺいさん、日本唐揚協会 専務の八木宏一郎さん

CHANNEL IBでは、より現場の声をお届けするため、実績にフォーカスした記事を今後随時公開予定です。

今回は対談企画『オウンドメディアで、ブランドの思いをかたちにする——ニチレイフーズ様「ほほえみごはん」事例紹介』の続編として、インフォバーンがお手伝いした「から揚げ強化月間」プロジェクトについてご紹介します。プロジェクト発足の背景から 、施策として打ち出した「調査リリース」「制定記念イベント開催」のいきさつまで、ニチレイフーズ広報グループの渡辺千春さんとインフォバーン・河野光宏にお話を聞きました。

調査PRを起点に、から揚げを世の中ゴト化

——オウンドメディア『ほほえみごはん』のフルリニューアルオープンから間もない2018年10月、「から揚げ強化月間」が制定されました。

渡辺 広報グループでは、オウンドメディアとは別の切り口として、生活者やメディアが話題にしやすいテーマについて調査をし、そこから導き出されたトピックスをニュースリリースとして発信していく「調査PR」に取り組んでいます。2017年から始めた「お弁当始めの日」もその1つ。新学期や新生活が始まる 「4月」、中でも4月10日前後はお弁当の食卓出現頻度や冷凍食品のお弁当カテゴリーの売上が一年で最も高くなることが予備調査でわかったため、毎年4月10日を「お弁当始めの日」として日本記念日協会に申請、制定されました。毎年この時期には“47都道府県”のお弁当事情に関する3万人規模のアンケート調査を行い、これが多くのメディアで取り上げられるなど、新たな取り組みとして良い効果を生むことがわかりました。

——その“次なる一手”が「から揚げ」ですか?

渡辺 はい。昨今、食卓における「から揚げ」の出現頻度が高まっており、内訳を見ると惣菜や冷凍食品のから揚げがその牽引役であることがわかりました。当社も2017年春に発売した「特から®」が非常に好調で、今後強化をしていきたいカテゴリーでしたので、「お弁当始めの日」と同様に調査しニュースを発信することで、市場をさらに盛り上げたいという想いがありました。また当社は、一般社団法人日本唐揚協会(以下、日本唐揚協会)様と長年お取組させていただいているご縁もあり、ぜひ一緒に何かできないかとも考えていたんです。

調べてみたところ、秋の行楽・運動会シーズン、とりわけ10月にお弁当利用が最も高まることがわかったので、その時期に向けてまずは一緒に調査、そしてリリース発信をしていくことになりました。さらに、日本唐揚協会様にて「毎年10月」をから揚げの普及、消費拡大に向けた取り組みを行う「から揚げ強化月間」として制定することになり、当社はゴールドパートナーとして参画することにしました。

河野 そうした一連の施策を渡辺さんが練られていたのが2018年の春ごろで、ちょうど「ほほえみごはん」フルリニューアルプロジェクトの最中だったこともあり、インフォバーンにもご相談いただいたんですよね。

全国のから揚げ専門店や惣菜売り場等で盛り上げるため、共通ロゴも制作

から揚げ消費量は年間で「月と地球の距離の2.3倍!」——「調査リリース」ができるまで

——他のPR会社なども選択肢にあるなか、なぜインフォバーンにお声がけいただけたのでしょうか?

渡辺 いまやPRは自社単独でできる取り組みではありません。いろいろなメディアとの連携が不可欠で、「ほほえみごはん」の課題の解決策なども踏まえながら、新たな施策を融合できる“パートナー”のような存在が必要でした。「ほほえみごはん」リニューアルに向け、たくさんの対話のなかでニチレイフーズ、ひいては広報グループの悩みをかなりつまびらかにお話していましたから、インフォバーンさんがそのパートナーとして適任だと思いました。

——「全国から揚げ調査2018」の調査結果リリースのなかで、パートナーとして特に意識したことは?

河野 インフォバーンは、企画提案や調査結果の分析、インフォグラフィックスを含めたリリース制作、各メディアへの配信といった面でお手伝いさせていただきましたが、生活者のインサイトやトレンド、シーズナリティーを考慮した切り口・トピックを打ち出すことで、メディア露出の最大化を図りました。調査結果の数字としてのインパクトももちろん大事なのですが、それらが「話題にならない」「インパクトを残せない」では世の中には十分にリーチできません。タイトルや見出しなどの細かいところも含めて渡辺さん・日本唐揚協会様と何度も議論を重ねましたね。

渡辺 共通のテーマは「から揚げを世の中ゴト化する」。それが“単なるお題目”で終わることなく、メディアを通してきちんと世の中の人に伝えられる——。そのために試行錯誤しながら、河野さんと調査リリースの打ち出し方を詰めていきました。

——そうしてできあがったのが「<全国から揚げ調査2018>日本人のから揚げ消費は、年間で220億個以上!」という調査リリースですね。

ニュースリリース「<全国から揚げ調査2018>日本人のから揚げ消費は、年間で220億個以上!」より

渡辺 こうした調査リリースの配信、日本唐揚協会様が独自に行っていた「プレミアムアゲアゲチ金フライデー」(から揚げ専門店等で協会公認ロゴを使った販売活動)といった施策を足がかりに「メディアなどを通じて、取り組み自体を“世の中ゴト”としてPRできる」——そんなリアルなイベントを企画したいよね、という話になった。それが2018年10月2日に開催された制定記念のキックオフイベント「出陣式」でした。

PRイベントに効果を生み出すために——制定記念「出陣式」

日本唐揚協会 専務理事の八木宏一郎様

——インフォバーンはこのイベントでもコンテンツ企画・制作・プロデュース、進行管理や運営などの全体統括をお手伝いしました。出陣式当日の内容についても教えてください。

河野 主催者や来賓のあいさつに始まり「から揚げ強化月間」の概要説明、日本唐揚協会×ニチレイフーズによる「から揚げトレンド談義」の登壇プログラムを企画しました。さらには賛同企業・団体の商品PRの場もご用意し、最後には参画した企業を一堂に会した出陣式とフォトセッションを行いました。

渡辺 会場選びも大変でしたね。

河野 そうですね。イベントではから揚げ専門店や賛同企業の商品試食も予定していたので、調理~提供までスムーズに行えるかを検討したり、新聞・テレビ・ウェブ等々、イベントに招待した大勢のメディアを収容するキャパシティーの問題も考えなければいけませんでした。

渡辺 いくつもの会場下見にご一緒しながら、最終的に渋谷区神宮前のレストランを貸し切ることにしました。その後は、私たちからの意見も汲んでいただきながら、当日の会場レイアウトも決めていきました。

河野 一連の取り組みにおけるインフォバーンの立ち位置は「企画・制作・プロデュース」。「から揚げ強化月間」のプロジェクトチームの真ん中に立って、関係者同士の座組みを考え、おのおのの要望を企画・制作に落とし込む——。言ってみれば「総合広告代理店」の役割に近かったかもしれませんね。

渡辺 イベントの主役である日本唐揚協会様や賛同企業のみなさんを中心に盛り上げながら、当社にも「全国から揚げ調査2018」結果報告の際にスポットライトを当てていただくなど、舵取りは難しかったと思います。結果的にテレビ局など多くのメディアに取り上げていただけて良かったです。

河野 余談ですが、「から揚げトレンド談義」プログラムでは、調査リリースの内容を踏まえながら社会的切り口・経済的切り口・国際的切り口の3点を意識して企画を立てましたが、昨今のインバウンド需要の高まりを反映してか、メディアには「訪日外国人観光客は日本でから揚げを食べるのか?」といった国際的切り口が特に好評でしたね。

ブランドPRの伴走者として「いざとなればロケットもつくる!」

渡辺 当初は、ここまでがっつりとイベントを企画することになるとは想定していませんでしたね(笑)。

河野 インフォバーンのソリューション部門としては、こういったPRイベントもお手伝いさせていただいております。ただ、今回はたまたま課題解決のためのソリューション施策がイベントだったに過ぎず、私にとっては「ほほえみごはん」のようなオウンドメディアもイベントも、同じ“コンテンツ”という枠組みで捉えています。だからニチレイフーズ様に限らず、お客様から「できるかな?」と問われたならば、私は「できます!」と断言するし、お客様の課題解決のためならロケットだってつくりますよ。

——「から揚げ強化月間」プロジェクト全体を振り返って、いかがでしたか?

河野 PR効果という観点では、調査リリースやPRイベントを通じ、露出の最大化を図れました。ただ「デジタル」——すなわち、コーポレートサイトやオウンドメディア「ほほえみごはん」への誘導・誘引の面ではまだまだ課題は残っている。今後もニチレイフーズさんとの対話を重ねながら、新たな施策を打ち出したいです!

——前回の対談から引き続き、どうもありがとうございました!

 

PROFILE
※2019年3月当時

渡辺 千春さん
株式会社ニチレイフーズ 経営企画部 広報グループ マネジャー
惣菜売り場向けの冷凍食品の営業、家庭用冷凍食品の企画、商品パッケージ開発などに携わり、2011年よりニチレイフーズの公式ホームページ、SNSの運用責任者として従事。WEBメディアを活用して、如何に生活者の方々とのコミュニケーションの幅を広げていけるか、ブランド力の向上につなげられるか日々奮闘している。
座右の銘は「今日の仕事は、明日への仕事」「情けは人の為ならず」。
趣味はちっともうまくならないゴルフとドライブ。

河野 光宏
株式会社インフォバーン ソリューション部門 マネージャー
アパレルメーカー、制作会社、IT企業、PRエージェンシー等で就業。デジタルプロモーションやサイト制作、アプリ制作、PRではさまざまな企業PRや地方自治体PR案件に携わり、2016年インフォバーン入社。現在はリアルからデジタルまで全方位にお客様の課題解決に取り組んでいる。
座右の銘は、「三方良し」。
趣味はフットサル(こちらの記事をご覧の会社さま、交流戦やりましょう!)。

 

担当領域
■全国から揚げ調査2018リリース
・企画提案
・調査結果の分析
・制作
・メディアアプローチ
■制定記念「出陣式」イベント
・コンテンツ企画・制作・プロデュース
・全体進行管理・運営

INFOBAHN STAFF
・アカウント/プロジェクトマネージャー:河野光宏
・コンテンツプランナー:佐々木智恵美
・ディレクター/PRプランニング:高木惠
・アートディレクター:相野谷直明

EX Journal編集部

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