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【三菱電機】デジタル基盤「Serendie®」の価値を浸透させる。記事・動画・イベントの企画・制作を担当

三菱電機株式会社

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【プロジェクトのポイント】

  • 三菱電機株式会社(以下、三菱電機)が推進するデジタル基盤「Serendie®(セレンディ)」。その可能性と多様な共創事例を社内外に発信するオウンドメディア向け記事コンテンツを制作
  • 共創空間「Serendie Street Yokohama」の開設に際し、その魅力を発信し、新たなコラボレーションを促進するオープニングイベントの企画・運営をトータルにプロデュース
  • Serendie®およびSerendie Street Yokohamaの理解促進と認知拡大に向け、Serendie®の事業や共創空間を紹介するプロモーション動画を企画・制作

Outline

プロジェクト概要

Serendie®のコミュニケーション施策を全面支援

三菱電機が推進するSerendie®は、データ活用を通じて事業横断型のサービスを創出するためのデジタル基盤。その名称・コンセプトは、思いがけない発見や偶然がもたらす幸運を意味する「Serendipity(セレンディピティ)」と、「Digital Engineering(デジタルエンジニアリング)」を掛け合わせて生まれました。

Serendie®は、三菱電機が経営戦略に掲げる「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革に向けた、中核の取り組みです。

その拠点として2025年1月に横浜に開設されたのが、共創空間「Serendie Street Yokohama」。データを活用して社内外の多様な知恵・技術の共創を促進するとともに、アジャイル開発のマインドセットを社内に深く浸透させるミッションを担っています。

インフォバーンは、三菱電機のこの挑戦と変革を、コミュニケーションの力で多角的に後押しするために、本プロジェクトに参画しました。

デザインファームKESIKIと協働

プロジェクト全体のクリエイティブディレクションおよびトータルブランドプロデュースは、デザインファームKESIKI inc.(以下、KESIKI)が担当。インフォバーンはKESIKIと連携し、コミュニケーション施策の実行部隊として多岐にわたってサポートしました。

具体的には、オウンドメディア向けの記事制作、Serendie Street Yokohamaのオープニングイベントの企画・運営、各種プロモーション動画の制作に至るまで、各施策を有機的につなぎ、Serendie®のブランド価値を社内外に広く発信・訴求する取り組みを推進しています。

クライアント
三菱電機株式会社

期間
2024年8月~2025年3月

担当領域
コンテンツ制作
動画制作
イベント制作・運営

Approach

アプローチ

Serendie®の価値を伝える記事コンテンツ

記事コンテンツでは、Serendie®の先進的な思想やビジョン、具体的な共創事例を多角的かつ深奥に迫ってストーリー化。Serendie®のWebサイトでの発信につなげました。

キーパーソンのインタビュー記事、プロジェクト関係者や外部有識者などとの対談・鼎談記事、各イベントレポートなど、複数の形式でコンテンツを企画・制作しました。テーマ特性や想定読者に最適な表現方法を追求し、Serendie®が生み出す新たな価値やその可能性を、わかりやすく魅力的に伝えることを重視しました。

Serendie®のWebサイトで発信されている記事

共創空間「Serendie Street Yokohama」のオープニングイベントを企画・運営

共創空間「Serendie Street Yokohama」では、オープニングイベントの企画・運営を一気通貫で担当しました。

本イベントは、Serendie®ブランドの認知向上はもちろん、三菱電機のお客様やパートナー企業を招いてお互いの信頼関係を一層深めることなどが目的。新たなプロジェクトやコラボレーションへの期待感を醸成し、将来的な新規ビジネスの創出への足がかりの場となるよう設計しました。

イベント当日は、200名近くの方が来場。▽三菱電機役員の挨拶▽テープカット・鏡開き▽共創空間のあり方をテーマにしたパネルディスカッション▽パートナー企業各社からのショートスピーチ──などのプログラムを展開し、立食形式で和やかな雰囲気となるよう演出しました。

「Serendie Street Yokohama」のオープニングイベントの様子

Miroを全面採用。スムーズなプロジェクト進行を実現

イベントのプロジェクト進行では、オンラインホワイトボード「Miro」を全面活用。会議を含めて すべての情報をMiroに集約することで、多様な関係者間の認識のズレを防ぎ、迅速な意思決定をサポートしました。 会場レイアウト、来場者・演者の動線、各企画のイメージ共有、クリエイティブのフィードバックなど、あらゆる工程を可視化し、スムーズな進行管理を実現しました。

オンラインホワイトボード「Miro」を利用したプロジェクト管理のボードイメージ

アニメーションも使い、プロモーション動画を制作

動画①:共創空間「Serendie Street Yokohama」プロモーション動画

共創空間「Serendie Street Yokohama」の概要や魅力を伝えるプロモーション動画を企画・制作しました。

この動画では、単なる施設紹介にとどまらず、洗練された空間デザイン、そこでの多様な人々やデータとの出会い、実験とひらめきから新たな価値が生まれる瞬間を、臨場感あふれる魅力的な映像で表現することに注力しました。

三菱電機のお客様、パートナー企業の方たちなどが、Serendie Street Yokohamaの持つ大きな可能性を直感的に感じ取れるような構成・演出を追求しました。

共創空間「Serendie Street Yokohama」プロモーション動画のイメージ
共創空間「Serendie Street Yokohama(セレンディストリート横浜)」

動画②:Serendie®アニメーション動画

Serendie®を活用した共創に関心のあるお客様やパートナー企業、三菱電機の社員の方々に向け、具体的な事業や提供価値をわかりやすく紹介するアニメーション動画も制作しました。

「デジタル基盤」には、視覚的にイメージしにくいという課題があります。そのため、共創で生まれる価値をより多くの方が直感的にイメージして理解できるよう、実写ではなくモーショングラフィックスといった表現手法を採用しました。

複雑な情報や概念を整理して視覚的にわかりやすくするとともに、視聴者に興味を持たせ続けるストーリーとすることで、Serendie®が切り拓くビジネスの新たな地平やその可能性を効果的に訴求しました。

Serendie®アニメーション動画のイメージ
デジタル基盤「Serendie®(セレンディ)」

Output

成果と展望

今回の多岐にわたるコミュニケーション施策を通じて、三菱電機の新たな挑戦であるSerendie®およびSerendie Street Yokohamaの認知向上と理解促進に貢献できたと考えております。

特にオープニングイベントは、多くの関係者の皆様にご参加いただき、Serendie®が目指す共創の姿を体感していただく貴重な機会となりました。また、オウンドメディアの記事や各動画コンテンツは、継続的にSerendie®の価値や活動を発信し、社内外のエンゲージメントを高めるための重要なタッチポイントとして機能し始めています。

Voice

クライアントの声

この度は、共創空間のオープニングイベントやプロモーション動画制作、ウェブサイトの記事コンテンツ制作において、伴走いただきありがとうございました。スケジュールがタイトな状況下においても、当社の想いとお客様目線を両立させたコンテンツ制作が出来たと感じています。

三菱電機株式会社 DXイノベーションセンター 様

Member

制作体制

クリエイティブディレクション / トータルブランドプロデュース|KESIKI inc.
トータルデザインディレクション|&Form
イベントケータリングプロデュース|N.E.W.S project

▼コンテンツプロデュース|INFOBAHN(以下INFOBAHN内メンバー)
プロジェクトマネージャー|大浦雅俊
コンテンツプランナー|佐藤草平
コンテンツディレクター|青木淳、岡本未来、鈴木康太
コンテンツディレクター(Movie)|坪ノ内千絵子
アートディレクター|小林拓海

▼Partner
動画制作パートナー|WADAYA
イベント運営パートナー|MARK
イラストレーター|もんくみこ / MONKUMIKO