ホーム ニュース 親会社であるメディアジーンが、...

親会社であるメディアジーンが、台湾メディア企業との経営統合により「TNLメディアジーン」として、米SPACとナスダックへの上場に合意

記事「親会社であるメディアジーンが、台湾メディア企業との経営統合により「TNLメディアジーン」として、米SPACとナスダックへの上場に合意」のメインアイキャッチ画像

株式会社インフォバーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役 会長:小林弘人、代表取締役 社長:田中準也)の親会社である株式会社メディアジーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:今田素子)は、2023年5月に「TNLメディアジーン」との株式交換により、The News Lens Co.と経営統合。加えて、TNLメディアジーンは2023年6月6日(火)、特別目的買収会社(SPAC)である Blue Ocean Acquisition Corporationとの企業結合によるナスダック上場に合意したことをお知らせいたします。

このたび、株式会社メディアジーン(以下、メディアジーン)は、2023年5月26日付で「TNLメディアジーン」(以下、TNLMG)との株式交換により、アジア全域をカバーする台湾最大のメディア企業の一つであるThe News Lens Co.(以下、TNL)とグループ企業となりました。

加えて、TNLMGと特別目的買収会社(SPAC)である Blue Ocean Acquisition Corporation(以下、 BOCN)は、TNLMGが上場企業となるための企業結合に関する最終合意を発表いたしました。

これによりTNLMGは、日本語と中国語、英語の3ヶ国語で展開されるメディアブランドを運営する企業となり、それらの月間ユニークユーザー数は約5,000万人に上ります。日本、台湾、東南アジアにおけるプレゼンスを高め、ビジネス、経済、テクノロジー、サイエンス、スポーツ、フード、ライフスタイルなどに関する、クリエイティブで情報に富み、政治的に中立なコンテンツを配信していきます。

また、ミレニアル世代やZ世代をターゲットにしたデジタルメディアブランドの多岐にわたるポートフォリオを展開し、AIを活用した分析、ビッグデータに基づく広告、マーケティングテクノロジー製品によってリーチ拡大に寄与します。 

メディアブランドの詳細については下記よりご覧ください。
https://tnlmediagene.com/

▼The News Lens Co. CEO・Joey Chungよりコメント
私たちは、世界で最もダイナミックな地域において、若い読者に向けて商品やサービスを提供するという、理想的な立場にあります。私たちは、刺激的な独立系メディアグループとして、その独立性を維持しながら、テクノロジーを活用することで、読者やユーザーが望む形式、タイミングで、適切なコンテンツを提供することに注力します。

▼株式会社メディアジーン代表取締役CEO・今田素子よりコメント
メディアジーンはこれまで、魅力的なグローバルメディアと提携し、世界の情報を日本の読者に届けることに尽力して参りました。 このたび、TNLとグループとなることで、成長するアジア市場において最大規模の読者を持つデジタルメディア企業となり、 また、米国で上場することにより、グローバルに投資家の支援を受けながら、アジアと世界を繋ぎ、”世界の人々を繋ぐメディア企業” として、さらなる成長を目指します。

▼Blue Ocean Acquisition Corporation 最高経営責任者・Richard Leggettよりコメント
この取引は、TNLとメディアジーンがこれまでに描いてきた劇的な成長ストーリーを一つに結び付けるものです。信頼のおけるアジア地域のコンテンツと、AIを駆使した強力なマーケティングテクノロジーおよびアドテクノロジーを垂直統合することで、世界で最も急速に成長しているアジアにおいてグループを成功に導きます。 

◆本取引の詳細

※本取引の詳細については下記ページ内「Transaction Details」をご確認ください。
https://www.prnewswire.com/news-releases/tnl-mediagene-a-leading-asian-digital-media-company-agrees-to-become-publicly-listed-company-on-nasdaq-through-merger-with-blue-ocean-acquisition-corp-301843309.html

◆アドバイザーズ

Sidley Austin LLP、Lee and Li:法律顧問
Needham & Company, LLC:BOCN財務・資本市場顧問 
Morrison & Foerster LLP:TNLメディアジーン法律顧問

〈TNLメディアジーンについて〉

ケイマン諸島に登記されたTNLメディアジーンは、2023年5月に台湾のThe News Lens Co.と日本の株式会社メディアジーンという独立系の大手デジタルメディアグループが経営統合して誕生した企業です。その事業内容は、ビジネス、経済、テクノロジー、サイエンス、フード、スポーツ、ライフスタイルなど、さまざまなテーマにわたる日本語、中国語、英語のオリジナルおよびライセンスメディアブランド、代理店から需要のあるAI搭載の広告およびマーケティング技術プラットフォーム、eコマースおよびクリエイティブソリューションなどです。政治的中立性、若年層へのリーチ、そしてその品質に誇りを持っています。 
公式サイト:https://tnlmediagene.com/

〈Blue Ocean Acquisition Corp.について〉

ケイマン諸島の免税会社で、1つまたは複数の企業または事業体と合併、資本株式交換、資産買収、株式購入、組織再編または同様の企業結合を行う目的で設立されたナスダック上場の特別目的取得会社です。この会社は、メディアに特化した世界的なベンチャーキャピタルであるノースベースメディア(NBM)の関連会社によって設立されました。 
BOCNの会長であるMarcus Brauchliは、元ワシントンポスト紙の編集長、元ウォールストリートジャーナル紙の編集長であり、CEOであるRichard Leggettは、FiscalNoteの上級役員、ビジネスインテリジェンス・プラットフォームであるFrontierViewの最高経営責任者を歴任した人物です。また、BOCNの最高財務責任者は、Slalomの戦略担当ディレクター、Frontier Strategy Groupのアドバイザリーおよび分析担当グローバルヘッドを務めたMatt Lasovが務めています。BOCNの取締役および顧問には、Bloomberg、Reuters、Dow Jones、NBC-Universal、Trade Deskの元上級幹部が名を連ねています。

〈マネジメントチームについて〉

Joey Chung/TNLメディアジーンCEO
2013年にチーフコンテンツオフィサーのMario Yangとともに、革新的で政治的に独立したデジタルニュースプラットフォームとしてThe News Lens Co.を共同設立しました。その後、スポーツ、テクノロジー、ライフスタイル、フードなどを扱う企業を買収し、デジタルに精通しながら編集力とビジネスセンスにも富んだ人材を巧みに採用することで、映像事業、ソーシャルメディア事業、イベント事業へと事業領域を拡大しました。国立台湾大学およびハーバード・ビジネス・スクールを卒業。

今田素子/TNLメディアジーン取締役
共同創業者の小林弘人とともに、 1998年に東京で株式会社メディアジーンを設立した、日本におけるデジタルメディアのパイオニアです。GIZMODO JAPAN、Business Insider Japan、Lifehacker Japanなど、グローバルメディアブランドのライセンスを取得し、その日本版として世界中の情報と日本独自の取材記事、読者参加型の発信イベントなどで愛読者を増やしながら、日本における主要なデジタルメディア企業として認知されています。

将来の見通し関する記述:
https://www.tnlmedia.com/en-us/news/announce/159

株式会社インフォバーンより
株式会社インフォバーンは、親会社である株式会社メディアジーンが新会社「TNLメディアジーン」に合流したことにともない、その傘下に入ります。世界有数のメディアグループの一員として、さらなる発展を目指していきます。以下、代表からのコメントです。

▼株式会社インフォバーン 代表取締役会長(CVO)・小林弘人よりコメント
TNLメディアジーンの誕生により、グループの一員であるインフォバーンは、アジアと日本を繋ぐハブとして、弊社のお客様に新たなサービスと発信力を提供できる機会を得ました。加えて、弊社の欧州における提携先であるTech Open Air(TOA/ドイツのテクノロジー・カンファレンス)との連携も活かし、グローバルなイノベーションとコミュニケーションのデザイン・カンパニーとして、より一層の努力を重ねてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

▼株式会社インフォバーン代表取締役社長・田中準也よりコメント
本年10月30日に創業25周年を迎えるこの節目の年に、今後のさらなる飛躍にチャレンジする好機を得て心が踊っています。
創業以来、編集視点・編集思考をもってクライアント企業のイノベーションデザイン/コミュニケーションデザインを支援してきたインフォバーンでは、「Informative(情報に富んだ)」「Exciting(刺激的な)」「Different(他とは違う)」という3つを意識したアウトプットを心がけてまいりました。TNLとの連携によって、そこに「Emerging(先進)」が加わります。
TNLとのシナジーを活かし、クリエイティビティを上げるためのAIやMarTech(マーケティングテクノロジー)により、企業のイノベーション/マーケティングにおける課題をともに解決していくパートナーとして、これまで以上にみなさまと対話を重ね、最良のアウトプットをご提供してまいります。
次の25年に向けて進化する新しいインフォバーンにどうぞご期待ください。

【本件に関するお問い合わせは下記まで】 
株式会社メディアジーン 広報担当 
https://www.mediagene.co.jp/about#contact
株式会社インフォバーン 広報担当
https://www.infobahn.co.jp/ask