「ビジョン策定支援」サービス

企業や組織と共に「どのような未来や社会を目指すのか」「それらを具現化するには、自社の事業はどうあるべきか」といった問いを起点に、その実現に向けたプロセスをデザインします。

未来の社会像や変化の兆しを捉える「未来探索」と、それを具体的に可視化する「未来想像」を通じて、将来の理想的な状態や目標を明確化します。

解決できる課題

  • 時代の変化に対応したビジョンが描けない
  • 事業領域拡大やサービス開発に向けた指針が見えていない
  • ビジョンが曖昧で、日々の業務における優先順位や進め方の判断が揃わない
  • 外部環境の変化に柔軟に対応できる組織を作りたい
  • 策定したビジョンを具体的な戦略に落とし込めない

インフォバーンの特徴・強み

未来を洞察する多様なアプローチ

STEEP分析で社会・技術・経済・環境・政治の変化の兆しを捉え、SMEインタビュー(※1)やトライブリサーチ(※2)を通じて先進的な生活者のインサイトを深掘りします。 これらの多角的な分析により、現状の延長線上ではない、貴社独自の未来の可能性を発見し、新たなビジョンを導き出します。

※1:特定の分野に関する専門知識や経験を持つ識者へのインタビュー

※2:株式会社SEEDERが提唱する、先進的な価値観、興味関心、ライフスタイルなどを共有する人々の集団を対象としたリサーチ手法の一つ

ワークショップを中心にした共創型プロセス

ワークショップのイメージ画像

役職や職種を超えた多様なメンバーを巻き込んだワークショップを設計し、意見やアイデアを引き出します。これにより、組織全体の知を結集し、全員が「自分ごと」として共感できる、実効性の高いビジョンを策定します。

抽象的なビジョンを具現化する表現力

ビジョンマップのイメージ画像

策定したビジョンは、言語化に留まらず、ビジョンマップやグラフィックレコーディングといった多様な手法で可視化します。これにより、社内外への明確な伝達を可能にし、ビジョンの浸透と実現に向けた具体的なアクションを促進します。

ご支援実績

「2045年ビジョン」の探索支援 / パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社

ワークショップを通じて、バックキャスティング発想による「2045年ビジョン」の探索を支援

  • 新たなモビリティ体験の創造や持続可能なモビリティ社会の実現をめざすためのビジョン探索の支援として、「SFプロトタイピング」を用いたプロジェクトを企画・ディレクション
  • 未来社会に向けた「問い」を投げかけ、活発な議論を誘発するツールとしてSFシナリオ・小説を制作
  • SF小説を媒介に、経営層と若手層が立場を越えて共に「未来」を語り、探索する機会が生まれた

支援プロセス

ビジョン策定のプロセスを示したフロー図。プロセスは「DISCOVER(発見)」「DEFINE(定義)」「DEVELOP(開発)」の3つのフェーズに分かれている。STEP 0の「与件整理」から始まり、STEP 1「ビジョン探索」、STEP 2「ビジョン構想」、STEP 3「ビジョン具現化」を経て、STEP 4「ビジョン浸透」へと進む流れが描かれている。
1
STEP1 ビジョン探索
市場や顧客のニーズ、自社のリソースや強み、両方の視点から社会の変化の兆しや、将来予測されるペインポイント※が解決された「理想的な未来」を多角的にリサーチします。これにより、貴社が向き合うべき未来の課題を特定し、ビジョン策定の土台を築きます。

※ 顧客やユーザーが抱える課題、不満、困難といった「複雑で解決が困難な問題」

2
STEP2 ビジョン構想
多様な視点を持つメンバーが参加し、未来の社会と顧客、そして貴社が提供すべき価値について議論を深めます。対話を通じて、目指すべき未来のビジョンの輪郭を明確にします。
3
STEP3 ビジョン具現化
ワークショップで生まれたアイデアを基にビジョンを具体的に描きます。イラストレーション、ムービー、プロダクト、ストーリーなど適切な手法で可視化することで、より現実的なイメージを共有します。
4
STEP4 ビジョン浸透
策定したビジョンを組織全体に広め、日々の活動に活かしていくために、社内への共有方法やコミュニケーション計画を設計します。ビジョンが形骸化せず、指針として機能するようサポートします。

よくあるご質問

どのような企業がビジョン策定支援を必要としていますか?
企業の変革期や新規事業開発といった経営課題から、組織の一体感や従業員エンゲージメントの向上という組織課題まで、多様な目的でご利用いただいています。
ビジョン策定支援の期間はどのくらいかかりますか?
企業の規模や課題、目標によって変動しますが、一般的には数ヶ月から半年程度の期間を要します。貴社の状況に合わせて最適なプロセスをご提案します。
策定されたビジョンは、どのように活用できますか?
経営戦略の指針、採用活動における企業文化の発信、従業員の行動規範、商品・サービス開発の方向性など、多岐にわたる場面で活用できます。
ビジョン策定は、経営層だけでなく、現場の従業員も巻き込むことができますか?
はい、可能です。従業員が自分ごととしてビジョンを捉え、共感・実践できるよう、ワークショップやヒアリングなどを通じて積極的に巻き込んでいきます。
ビジョン策定におけるインフォバーンの強みは何ですか?
不確実な時代において、貴社の「北極星」となる揺るぎないビジョンを共に言語化します。未来予測分析手法(STEEP、PESTなど)を活用したインプットやSFプロトタイピングなどのシナリオ化を通して、起こりうる未来における潜在的な課題を洗い出し、貴社らしいアプローチを具体的に描きます。
ビジョン策定後の浸透支援もお願いできますか?
はい、もちろんです。策定されたビジョンが組織に定着するよう、コミュニケーション施策の企画・実行や、効果測定まで一貫してサポートいたします。

お問い合わせ・資料ダウンロード

デザインとコンテンツの力で、
貴社の課題解決に伴走します

経験豊富な専門チームが、貴社の課題に寄り添い解決まで伴走します。具体的なご相談や詳しい資料をご希望の方はこちらから。