プロジェクト概要

「グループ全社員に向け、長期ビジョンの理解促進とアクションを後押しするドキュメントを作成したい」

株式会社JTB(以下、JTB)が、2035年を見据えて策定した「長期ビジョン OPEN FRONTIER 2035」。ここに記された戦略や変革の方針を社員に伝え、共感と浸透、そして行動を促すためのインターナルコミュニケーション施策『JTBグループ長期ビジョン2035 BOOK』の資料制作をインフォバーンが支援しました。コンセプト策定から構成設計、制作までを一貫してサポートしています。

課題
・ ビジョン策定にあたり作成された膨大な議論資料を再編集し、全社員にとってわかりやすい表現にすること
・ 「長期ビジョン」の理解に加えて、いかに具体的な行動を後押しするか
成果
・ 『JTBグループ長期ビジョン2035 BOOK』の制作目的と理由を明確にし、全体コンセプトを構築。資料全体に一貫性を持たせることで、社員が共感しやすいストーリー性を創出した
・ 膨大で複雑な情報を理解しやすく整理し、伝えたい「核」を言語化・ビジュアル化することで、メッセージの説得力と浸透力を強化
・ JTBグループ社員が「長期ビジョン」について学ぶ社内勉強会やさまざまな会議の場で、『JTBグループ長期ビジョン2035 BOOK』が活用され、ビジョン理解と浸透に貢献できた
・ 日常的に立ち返るJTBグループ社員の共通ドキュメントとなった

クライアント

株式会社JTB

担当領域

コンセプト策定
コンテンツ企画・制作
アートディレクション
デザイン

期間

2025年5月~2025年8月

「スライド資料より、ストーリーBOOKの方が良いのでは。」長期ビジョンの内容をわかりやすく伝え、共感を醸成したい目的をお伝えしたところ、主人公である社員の目線で、事業やキャリアを描くBOOKを提案していただきました。1ページごとに、言葉のチョイスやデザインを工夫し、ビジョンのエッセンスがぎゅっと詰まった一冊になったと思っています。BOOKがグループ社員の共通の羅針盤になり、価値共創につながるよう、活用に向け尽力したいと思います。

JTB グループ本社 経営企画チーム 経営企画担当マネージャー 中川晶子 様

プロジェクト詳細

資料のデザイン化から「伝わるコミュニケーションの実現」へ

当初、「提供資料の整理とプレゼンテーション資料としてのスライドデザイン化」としてご相談をいただきました。

インフォバーンはまず、内容を読者により効果的に伝えるためにその資料が果たすべき役割の再定義から着手。目的達成のためには、見た目のデザインだけでなく、内容を効果的に伝える制作方針の策定から構成・表現の見直しも対象とした、「編集」の視点が不可欠だと考えました。

最終的に、アートディレクターとコンテンツディレクターが連携し、スライド資料ではなく、読みものとして何度も目を通していただけるようなBOOK型のPDF資料作成を構成段階からご支援をさせていただきました。

手法と施策

ゴールを共有するためのコンセプトを策定

『JTBグループ長期ビジョン2035 BOOK』の制作目的から紐解き、制作の指針となるクリエイティブコンセプトを策定しました。コンセプトを「未来のつながりをつくるあなたのコンパス」と策定したことで、コンテンツ設計やグラフィック表現に一貫性を持った制作を実現。「コンパスとなるBOOKを持って、地図を広げ、未来に向かって仲間と踏み出す」という社員が共感しやすいメッセージを込めることができました。

リアルタイムな対話と言語化で共創を実現

担当者のイメージを的確に言語化し、関係者間の共通認識を深めるため、対話しながら制作を行うプロセスを重視しました。ワークショップ形式等での対話を通し、『JTBグループ長期ビジョン2035 BOOK』の台割やページ構成をリアルタイムで制作。原稿もインタビューを通じて迅速に作成しました。

また、オンラインホワイトボードツールも活用し、両社の円滑な意見交換を促すだけでなく、回覧・確認のプロセスも効率化させ、スピーディかつ確実な意思疎通を実現しました。

伝えたいことの「核」を捉え、「行動」につながるメッセージへ

JTBグループ社員全員にわかりやすく伝えるため、「つまりどういうことか」「具体的には」「最も重要な点は何か」をチームで徹底的に問い直しました。限られた文字数の中で、言葉を精査し、要点を際立たせることで、誰もが理解し、自分ごととして捉えられるメッセージへと磨き上げています。

ビジョンに向かって歩きだす社員の姿を、ストーリー性のあるイラストで表現し、資料全体のデザインの軸としました。図版や画像を効果的に組み合わせることで、直感的に理解できるように工夫。イラストとデザインの力で読者の感情に働きかけることで、自然とビジョンが浸透する体験を設計しました。

制作体制

プロジェクトマネージャー|菊田千春、永瀬夏海
コンテンツディレクター|菊田千春、鈴木康太
アートディレクター・デザイナー|荒井幸子
デザイナー|鈴木里佳
アカウントプランナー|斎藤滋

パートナー
イラスト|仁太郎(visiontrack)
デザイン|曽根 優、押本祐二

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