プロジェクト概要
クオリサイトテクノロジーズ株式会社は、主要事業がスタートしてから20年の節目である2025年、次の10年に向けたNextVisionならびに長期経営方針の策定を実施。
インフォバーンは、NextVision言語化に向けた会議のファシリテーションおよび案の作成、また長期経営方針の編集・リライトとドキュメントデザインを担当しました。
- 課題
- ・沖縄で創業して以来、「ニアショア専業」であることを大きく打ち出してきたが、成長を重ね、次の10年を見据える中で、より高付加価値を提供することができる企業の姿を的確に表現するNextVisionの言語化を図りたい
・次の10年に向けた長期経営方針を、ステークホルダーにより伝わりやすく、より共感を生むような表現にブラッシュアップしたい
- 成果
- ・NextVisionで「ありたい姿」を明確化し、経営層と社員が共通の指針として活用可能に
・編集・リライトと、ドキュメント化により、長期経営方針を社内外に伝わりやすい形に刷新
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クライアント
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クオリサイトテクノロジーズ株式会社
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担当領域
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コンテンツ制作
クリエイティブ制作
アートディレクション
ビジョン策定
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期間
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2025年6月~2025年9月
この度は多大なご支援をいただきありがとうございました。客観的な知見と洗練されたデザインにより、次の10年を目指すVisionと方針を、社員の心に深く刻むことができました。クオリサイトテクノロジーズの価値を、正しく、かつ魅力的に発信していくための最高の形に仕上げていただき、心より感謝いたします。
プロジェクト詳細
沖縄県名護市で2003年に創業したクオリサイトテクノロジーズ株式会社(以下クオリサイトテクノロジーズ)。沖縄と北海道2つの拠点から「ニアショア(※)」でシステム開発(新規開発から保守開発まで)・運用・データセンターの3事業を展開し、首都圏企業のビジネスを支えています。2025年に事業開始20周年を迎えた同社は、次なる成長フェーズを見据え、NextVision改訂ならびに長期経営方針の立案・資料化を行うタスクフォースを発足。次世代を担うメンバーの話し合いにより、NextVisionや長期経営方針の方向性が定められました。
ただ、社内の議論のみでは、“自社目線”の直截な表現となってしまうため、社員を含む多くのステークホルダーに共感・納得感を促すための表現への磨き上げが必要と判断。インフォバーンへご相談いただく形となりました。
インフォバーンは、同社が属するキヤノンマーケティングジャパングループのオウンドメディア『ミライアングル』の立ち上げ・運用を担当しており、本プロジェクト以前に同社の社員の方にインタビューをさせていただく機会がありました。

記事詳細:https://corporate.jp.canon/profile/business/mirai-angle/series/source-of-passion/15
その際、取材先の事業や理念を深く理解する姿勢、社員の方の思いや価値観を引き出して丁寧に言語化する制作力を高く評価いただき、今回のご依頼に繋がったのです。
ニアショア:国内の地方拠点で開発・運用を担いながら、都市部の顧客と密に連携する開発体制
手法と施策
プロジェクトの進め方
本プロジェクトでは、NextVision言語化と長期経営方針の編集・リライトを並行して実施。その後、両内容を反映したドキュメントデザインを行いました。

① NextVision言語化
STEP1|NextVisionに向けた認識共有と方向性の確認(6月)
クオリサイトテクノロジーズ社内のプロジェクト会議で、「顧客に、より高付加価値なサービスを提供していく」という、次の10年に目指す方向性は明確になっていたものの、NextVisionとしての具体的な言語化には至っておらず、それぞれのメンバーが持つ会社・事業への想い、NextVisionで表現したい内容の共有が不足している状況でした。
そこで、全4回のミーティングを設定し、初回はプロジェクトメンバーそれぞれの考えを改めて共有するディスカッションを実施。インフォバーンがファシリテーションを行い、それぞれの意見を引き出しながら、裏側にある想いを丁寧にヒアリング・整理しました。

STEP2|Vision案の制作(6〜7月)
STEP1で整理した内容をもとに、インフォバーンがNextVisionの素案と、それに付随するステートメント案を複数作成。2〜3回目のミーティングで、素案作成→ディスカッションを繰り返し、案を叩き台に、「どのような要素を強く打ち出すべきか」、「それぞれの単語が持つニュアンスをどう理解するか」などの意見を交して、NextVisionとしてふさわしい言葉の精度を段階的に向上させていきました。
例えば、初期段階では、クオリサイトテクノロジーズにとって大切な「地方」や「人」への想いをいかに表現するか、これまでのVisionで掲げていた「ニアショア」という言葉を盛り込むか否かなどが主な論点に。

そこから比較・検討を重ね、既存の「ニアショア」という枠組みを超えた、「ビジネスグロースパートナー」という新たな言葉を軸にすることをご提案し、採用に至りました。

STEP3|表現の調整と最終版の制作(7〜8月)
STEP2までに検討・整理した案をもとに、第4回のミーティングでは、言葉のトーンやニュアンスを細かく調整。社員が自分ゴト化しやすく、また社外に掲げても理解・共感されやすい表現へと磨き上げました。最終的に同社の経営層の確認・さらなる調整を経てFIXしました。


② 長期経営方針の編集・リライトと、ドキュメントデザイン
クオリサイトテクノロジーズが制作した長期経営方針の骨子を元に、より伝わりやすく、共感を得られる内容とする編集・リライトをインフォバーンが担当。さらに、①で定めたNextVisionの方向性も踏まえたドキュメントデザインを行いました。
STEP1|骨子を元に、内容を整理(6月)
クオリサイトテクノロジーズが制作した長期経営方針の骨子を元に、事業・人材・組織に関する方針や数値目標について、その根拠や背景などのヒアリングを実施。どの情報を、どの順番で伝えるべきか、不足している情報は何かなどを整理しました。
STEP2|構成設計とテキスト制作(6〜7月)
STEP1の整理を元に、長期経営方針の全体構成を作成。
“自社目線”となっている文章表現については、対外的な理解と共感を得られるようリライトを行い、さらに不足情報の追加ヒアリングと執筆を行いました。
STEP3|情報の可視化とデザイン制作(8〜9月)
STEP2の完了後、ステークホルダーに共有するドキュメントとしてデザインを開始。並行して進められていた「①NextVision言語化」の中で社員から挙げられた、クオリサイトテクノロジーに抱くイメージを反映したA〜Cのデザイン案を作成しました。

当初はB案に賛同する声が多かったものの、意見を交わし合った結果、「B案は現在の姿として“しっくり”くるが、長期経営方針を10年後目指す姿と捉えると、C案『抽象、モダン』がふさわしい」という結論に至り、採用となりました。
成果と展望
本プロジェクト完了後、クオリサイトテクノロジーズは、長期経営計画とNextVisionの社内発表会を実施。自社の歴史や培ってきた強みを振り返りながら、今回のプロジェクトで策定した内容を発表し、今後10年で目指す姿を全社員で共有しました。わかりやすく、納得感があり、社内からも大変好評だったとのお声をいただいております。
今後は、今回の策定内容を元にブランドイメージの統一やビジョン浸透を図っていくご予定とのことです。
インフォバーンは、今回の事例のように、企業の強みや想いを引き出して整理し、社員をはじめステークホルダーに響く言葉やビジュアルに翻訳するパートナーとして、今後も企業の成長に伴走してまいります。
制作体制
プロジェクトマネージャー|羽村悠己
コンテンツプランナー|田中圭子
コンテンツディレクター|清藤千秋
デザイナー|小林拓海
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